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「広報うご」を紐解く
羽後町は1955(昭和30)年4月に、いわゆる昭和の大合併のなか西馬音内町と三輪、元西、新成、明治、田代、仙道の五村の合体によって誕生しました。当時の状況については『羽後町郷土史』( 羽後町郷土史編纂委員会 1966)に詳しく記されており、貴重な資料となっています。
当サイトにおいては、町広報に焦点をあて昭和後半期から平成前半にわたっての「町の姿」を紹介していきます。
現在、羽後町役場ホームページには「広報うご」のページがあり、過去の発行紙面がウェブ上でご覧になれます。
しかしそのスタートは平成15(2003)年5月号であり、それ以前の号に関しては書籍資料のみとなっています。
広報創刊は昭和32(1957)年4月。町では昭和52(1977)年4月に「縮刷版 広報うご」発行二十周年記念誌がまとめられ、全戸配布になったと記憶しています。町立図書館には2冊登録されています(館内閲覧のみ)。
記念誌の「あとがき」に記されているように、8号(昭和32年11月)だけが保存されていないことが非常に残念ですが、900ページを超すその冊子は見応えがあるものです。縮刷版は昭和52年1月(290号)までであり、それ以降は図書館で綴じ込んで保存されています。
それらの資料の一部を紹介しつつ個人的な視点も含めながら、年毎にトピックスを取り上げてみようと思います。
将来を担う世代には昔を知る一助として、また年配の方々には懐かしんでいただき、来し方を振り返る機会の一つになればと考えました。
図書館勤務時に開設した「ブログ」内容を手直しながら、順次アップしていく予定です。
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