昭和45年…時代は1970年代となりました。
農業の近代化という問題が、より迫ってきた年と言っていいでしょうか。
2月号に「『米の生産調整』にどう臨むか」と大きく題されて記事が書かれており、減反問題に揺れ動く町の様子が想像できます。
3月号にはこんな記事が載りました。
当時「スタジオ102」と言えば、報道の看板番組だったはずです。
そこでの討論がまとめてあり、読み応えがありました。
稲作だけでなく、農業の幅を広げていこうという営みも実りつつある様子は、この記事からもわかりました。
それらは皆、通信や交通の発達とも関わりあうわけですが、この年に二万石橋の建て替えが完成したことも載っていました。
数年前、補修が行われたことを想うと、この橋が見つめてきた年月の長さを感じます。
11月号には「交通事故が減る」というデータと一緒に、交通安全弁論大会の結果などもありました。
また、軽井沢地区の新工場の話題もあり、時代が進みつつあることを感じさせてくれます。
当時の様子が少し垣間見える、小さいお知らせのコーナーも拾ってみましょう。
改めて読むと、文化の動きそして消費や貯蓄等に関する動きも活発になっていく時代に入っているんだなあと思わされます。
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