昭和63年度(1988) を紐解く
- 晴夫 沼澤
- 4月5日
- 読了時間: 2分
★いよいよ昭和63年度(1988)を迎えました。
この集合写真は、この年度の表紙の一枚に使われたものです。
非常に貴重な一葉ですが、それはどうしてでしょうか。
解説は、一番最後に載せました。 あとでご覧ください。

さて、ご承知のようにこの年度途中で、改元があり、平成を含むことになります。
昭和天皇のご崩御は唐突という形ではなかったのですが、やはりいろいろな目まぐるしさがあったことは確かです。
この年、町役場庁舎の新築・移転が行われたわけですが、関連したイベント、催しを2つ挙げてみましょう。

落成記念として行われた日本郷土民謡協会秋田県大会です。
和賀さんはじめ、町内関係者が続々と入賞していました。
もう一つは年度後半ですが、「少年議会」が行われたことです。

学校数も多く、新しい議場で堂々と意見を述べる、小学生・中学生の活発な様子が載っていました。
一方、広報でも数年前から取り上げられていた「結婚事情」が大きくクローズアップされて紙面を割いていました。

具体的な数字として深刻さを感じざるをえなかった時期に差し掛かっています。
一方、続けてきたイベント等はまだ活発さを失っていません。
このような企画もありました。

どちらも当時から有名な観光地。それらの町と肩を並べた?誇らしさが漂っていますね。
「まちの話題」というコーナーは、時々の面白いネタが頻繁に載せられています。

大相撲は「千代の富士」の時代でした。
地元秋田県の幕内力士である花乃湖への歓声が多いようでした。
こうした行事を覚えておられる方も多いのではないでしょうか。

左は中学生による「英語祭」。右は保育所児童による松喬苑への慰問活動。
こうしたことも頻繁に行われていた時期でした。
最後に、冒頭の貴重な1枚を説明します。
これは1月15日号の表紙を飾った、新成地区の書初めです。
なぜ貴重かというと、この書初め会が行われたのは1月7日なのです。
そうです。昭和64年1月7日。昭和最後の日でした。
その時、あなたは何をしていましたか。
どんなことを考えていましたか。
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