昭和期の最後が近づいている羽後町の様子です。 昭和61(1986)年度となりました。
年度第2号である4月30日発行紙は、記念すべき第500号となっています。
合併から30年を超え、その翌年から続けられた広報の大きな区切りでした。
さて、この年の大きなハイライトは、なんといっても夏のあのイベントでした。

アン・ルイスや山下久美子、そして有名になる直前の米米CLUBなどを迎えた前夜祭コンサートは、8000人の聴衆が五輪坂に集まったと記録されました。
懐かしく思い出す方も多いのではないでしょうか。
秋に行われた、この出来事も五輪坂で行われました。

時代の流れを痛切に感じさせる出来事でしたが、女優の藤真利子を迎え、華々しくメモリアルな碑が建てられ除幕式が行われました。
11月に羽後高校の新校舎落成式の記事が載っていました。

引っ越し作業等の記事が前号にありましたし、当時はさぞかしあわただしかったのだと思います。
冬を迎える時期の、学校関係の行事、大会のスナップがありました。

いずれも今はもう行われていない出来事となってしまいました。
昭和期の学校の活動や、形態を知るうえで貴重なものと言えそうです。
年が明けた2月号の、あるコーナーです。

「さわやか広場」は、通常は町内のいわゆるお年頃の女性を紹介しているのですが、その回はオーストラリアからの留学生。そういえば「いだっけなあ」と思い出しました。
今は外国の方も珍しくないのですが、当時はちがっていました。
現在はどうされているのでしょうか。
年度最後の3月号に、この話題が大きく載りました。

故郷との絆をしっかりして、お互いに発展しようという熱意によって、今も継続されているのですね。
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