昭和58年度を見ていきましょう。
この年のハイライトは、夏に行われたこのイベントだったようです。

お盆に合わせて、町民そして帰省者、観光客などが一緒になって参加できるようにと企画されたものでしょう。
「ふるさとバス運行」で町内をめぐる内容もありました。
9月号にはその様子が大きく紹介されていました。

その夏にはこんなことも話題になっていました。

バスをチャーターして当時の雄勝町のキャンプ場へ行きました。
こうしたイベントそのものは、去年今年に限らずだんだんと先細りしていっていますが、この頃に始まり一定期間続けられた、貴重な活動でした。
懐かしく思い出す方も多いでしょう。
当時の高齢者に大きなブームを巻き起こしたのは、ゲートボールでしたね。

今はグラウンドゴルフをする方が増えているようで、ある面ではその下地をつくった一つであるようにも思います。
変わりゆく産業の様子として、典型的な記事が1月号の記事として取り上げられていました。

町外に様々な店舗が誘致されたり、大型化したり始めた頃でしょうか。
地元商業の継続化の問題がクローズアップされてきました。
年度末3月号に、新しい企画「町民のひろば」のコーナーがお目見えし、子どもたちの作品や一般町民の方の声が取り上げられていました。

上の作品にある「朝の音」は、当時と今を比べると、ずいぶん違いがあるのかもしれません。
しかし、なかには変わらない音もあるはずで、そうした日常は大事にしたいなと改めて思いました。
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