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《27》エシェル&

  • 執筆者の写真: 晴夫 沼澤
    晴夫 沼澤
  • 3 分前
  • 読了時間: 2分

 身体接触の多い団体競技つまりサッカーやバスケットボールで、子ども同士の大会などを観ていて、上手だなあと思う子はまずは得点力の高い子だが、他には防御に優れている、敵との対応にそつがない子が目立つ。

 端的にいうと「邪魔」がうまいのである。

 

 オラホでは、そんな子を観た時、思わずこんな語を使うときもある。

 

【エシェル(エセル・エヘル)】…「邪魔をする」「意地悪をする」という意味。地域によっては「すねる」時にも使うというが、オラホではあまり聞かない。

 


「今日中にデガスと思ったのも、家のワラシがて、エシェラレデしまって、なかなかハガエガニャで、デカセにゃでしまった」

 (今日中に完成させると思っていたのだけれど、家の子どもに邪魔されてしまい、なかなかはかどらず出来上がらなかった)

 

【ハガエグ】…「はかどる」「能率よくすすむ」という意味。

 

 今でもスポーツとか、家内の他愛ない遊びでは、そんな状況が見られるが、子どもたちが自由に遊ぶ機会が減ってしまい、あまりそうした交流(悪意の少ない)は見なくなったし、語の頻度も減ってはいるだろう。

 

 しかし状況は違えど、誰かを困らせる行為は、子どもでも大人でも頻繁に起こっているのではないか。悪意の強い場合も十分考えられる。

 その度合いが問題だ。

 

 レベルがあまりに違うけれど、大国の大統領らがしていることはエシェルに該当しないか。一方的な関係の中では、そうも言い難いか。

 

 
 
 

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