「羽後の子ども」第40集より
「羽後の子ども」第40集(2009年度)からは、小学生二人の作品を紹介します。
2009年度は、夏に西馬音内盆踊りが初のヨーロッパ公演を行った年でした。
秋には「新型インフルエンザ」が流行しました。また、収穫新そばまつりが初めて実施されたのもこの年です。
その年度町広報のPDF版はここからご覧になれます。
おこられるかな
三輪小1年
まちがえた。
ともだちのはんズボンを
もってきてしまった。
おかあさんが
せんたくをしてくれた。
「はやく、かえせな。」
「また、はいってら。」
しまった。
わすれてた。
「学校さ、いくど。」
やだな。
おこられるかな。
どきどきしてきた。
おかあさんは、せんせいに
なんていうのかな。
いりぐちのはしらにかくれて、
おかあさんとせんせいを見てた。
おこられるのかな。
わらって、はなしをしていた。
ちょっと
ほっとした。
車のなかで、おかあさんが、
おこらないかな。
なにもいわなかった。
よかった。
おこられなかった。
◆そんなつもりはないけれど、失敗する。失敗を繰り返してしまう。おかあさんのおこる顔が、しかる声が、心の中に浮かぶ、聞こえる。どきどきしながら結果をまつ物語がある。

人生
羽後明成小6年
白い紙に
何を描くかは
あなた次第
きれいに描くか
格好よく描くか
あなた次第
最初のうちは
うまく描けても
途中で
描くところをまちがえると
失敗作
でも
最後まで
まちがいなく描けたら
大成功
野球選手になって
活躍しているぼくの絵
健康な家族と
暮らしているぼくの絵
殺害や強盗のない世の中で
暮らしているぼくの絵
戦争や争いのない世界で
暮らしているぼくの絵
地球温暖化が進んでいない地球で
暮らしているぼくの絵
あなたは
白い紙に
何を描きますか
◆白い紙に描いた「ぼくの絵」は願いの実現した姿。本当の「人生」の描き方は、たくさん学ばないと難しい。しかし、一番かんじんなことは「最後まで」描きつづける心だ。



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