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《30》ホジネァ

  • 執筆者の写真: 晴夫 沼澤
    晴夫 沼澤
  • 7月29日
  • 読了時間: 2分

 県内では有名な某キャラクターが相手をする悪役?の一つは「ホジナシ」と命名されている。県民であれば若い人であっても意味がわかるビックワードと言ってもいいだろう。

 

 しかし、それは最初から特定の個人を指すより、ある言動や行為に向けられて、その結果に形容された名称と言っていいだろう。

 

 日常生活においてオラホで頻出していたのは、この語だと思う。

 

 

【ホジネァ】…「間抜けだ」「非常識だ」「馬鹿らしいことをしている」などの意味。

 

「オラエの隣のアンツァなば、ナンボなっても、本当にホジネァゴドばりしてるなや。」

(隣の家の息子さんは、いくつになっても、本当に馬鹿らしいことばかりしているなあ)


ree

 

 関連する語としては


【ホジクタラネ】…「わけがわからない」「覚えがない」「くだらない」「他愛ない」などの意味で使われる。

【ホジネグス】…「正気をなくす」「意識を失う」といった状態のときに使うことが多い。

「ホジネァ」とは微妙にニュアンスが違って用いられる。


 

 それにしても、子ども時代を振り返る時、大人からよく子どもに対して(教師も含め)使われていたことを思い出す。


「ホジネァ、ワラシだなあ」「あまり、ホジネァごどするなよ」


 そういった場合に、やや変化をつけて

「おめえよぉ ホジ どこさ 落どしてきた」

「もう少し、ホジ つけでもらわねば 困るなや」

などと言われるときもあったはずだ。


 

 そう、この語の核(笑)は、「ホジ」なのだ。

 この語をめぐっては、語源に様々な説がある。


 別ブログの方で、少し思いを巡らせてみた。

 
 
 

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