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《23》エギャ&

  • 執筆者の写真: 晴夫 沼澤
    晴夫 沼澤
  • 5月27日
  • 読了時間: 2分

 夕食時、家人に「そのコトバをよく使う」と指摘されたのは、「エギャ(エゲァ)」だ。

 テレビなどを見ている時、何かたくさん集まっている様子の場面などで頻繁に口にするらしい。



 もちろん意識的に使っているわけではないので、かなり身についている(笑)ということだ。

 改めてもう一度、語そのものや自己点検してみると、ああそうなのかと一人納得したりする。

 

 

【エギャ・エゲァ】…「たくさん、多い」とともに「余計、ひどく」という意味を持つ。


 

「あのチッチャ店さ、アタエも エギャ人集まったら、混んでシマグタテナラニャベなや」

(あの小さな店に、あんなにいっぱい人が集まったら、混んでどうしようもならなくなるだろうな)

 

 【シマグタテナラニャ・シマグァナラネェ】は「手に負えない、しまつに困る」の意味。


 

 【エギャ】は、「それはエギャだ」という、単に量的度合を表すことから、度を超すニュアンスにもなり、「エギャな世話」「エギャな事するな」という使われ方になってきたのかもしれない。

 余計なことに関わりたくないという心理が働いている…もしかして排他的(不安)。

 

 【ギャ(ゲァ)】という語だけで「ひどく、とても」を表し、関連も考えられる。(「がい」という古語からという説もある)

 

 それはともかく、注意したいことがある。

 「エギャ」の、「エ」に強いアクセントがあると「よろしいですか」という問いかけ、誘いかけ等になることで、初心者及び不慣れな人は気をつけたい。

 
 
 

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