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《12》ワシラ&…

  • 執筆者の写真: 晴夫 沼澤
    晴夫 沼澤
  • 1月15日
  • 読了時間: 1分

 先日のイベントで、私より30歳も下の、ある母親が自分の子どもに注意する場面を見て、ああこの言葉、久しく使っていないと思った。


 昔のワラシ(子)は本当にワシラばかりしていたなあ。

 

 

【ワシラ】…悪さ、いたずらを意味する。『秋田のことば』には「わすら」は「わるさ」の音位転倒と書いてある。

 

「したえ、ワシラばりしでるど、どこさも連れでがにゃど」

(そんなに、いたずらばかりしていると、どこにも連れていかないよ。)

 


【ワシラッコ】という言い方がある。これは【ウソッコ】と同じで、本気でない遊びなどを指す。やや練習的な意味合いもあった。


 従って、真剣にやる(何かしらの勝負がかかる)場合は【ホントッコ】という。こうした区分は、様々な場であった。

 
 
 

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