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《10》ダビョン

  • 執筆者の写真: 晴夫 沼澤
    晴夫 沼澤
  • 2024年12月15日
  • 読了時間: 1分

 県内ニュースで外国人労働者雇用の話題があり、町内企業が紹介された。以前から話には聞いていたが、実態に合ったいい取り組みだと思った。

 フィリピンから来た一人にインタビューした最後の問いは「好きな方言」のこと。その返答が「ダビョン」の一言で、思わずニヤリとさせられた。

 

【ダビョン】…「そうだろう」という推量。文法的?には「ダ」+「ビョン」であり、「ビョン(ビョウ)」が「だろう」にあたる。

 

「あこの家(エ)なば、なんぼ雪降ったて玄関そのままだから、今誰もイニャアナベが」…「(ン)ダビョン」

(あそこの家はいくら雪が降っても玄関先が除雪されていないから、誰も住んでいないのだろうか。…そうだろう。)

 

 

「ビョン」「ビョウ」のややくだけた言い方と考えられる。

少し丁寧にすると「ンダビョウ(ノ)」となる。

親密度が高い間柄では「ンダベー」とよく使う。


たどってみると「ベ」から派生しているように思う。

 
 
 

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